kira kira life artists home

くるみボタンのヘアゴムのまどかさん

kira kira life covered button hait ties madoka

町:東京
国:日本

1. あなたの作品の主なテーマ・発想は何ですか。

2011.3.11東日本大震災。当時テレビから流れる被災地の様子はまるで映画のワンシーンのような悲惨な様子でした。とてもショックを受けました。何か自分にできることはないだろうか。
友人が寄付された生地でブランケットを作り被災地へ贈りました。ブランケットを作って出た小さなハギレも無駄にしたくないということで相談を受けくるみボタンにすることを思いつきました。

2. あなたの作品を身に付ける方ことで、その方にどんな経験をしてもらいたいですか?

みんなが元気になること!シグゼーンの生地はとても綺麗な色です。ハワイの植物をデザインされているものが多く自然を伝える生地からも元気をもらいそれをみんなにシェアしたいと思っています。

3. 何かkira kira lifeのお客様に伝えたいことはありますか?

ご縁あってこのヘアゴムに目をとめて下さった方の優しいお気持ちが被災地の子供の笑顔に繋がることを願っています。

4. 好きな言葉は?

人生楽しんだもの勝ち!

5. 落ち込んでいるときは何をしますか?

好きな音楽を聴いて、お気に入りの写真を見て、自分の心に心地よいものをたくさん与えます。心地よいものは落ち込んでいる心を元気に導いてくれます。

くるみボタンのヘアゴムが生まれた過程

東北地方太平洋沖地震の後、マウイ在住の村田晶代さんは被災された方のためにブランケットを作り始めました。その際、シグ・ゼーンというハワイ発祥の衣服会社が、独自のデザインの布を寄付してくれました。

沢山のブランケットを作った後、晶代さんは余った布でポーチを作られました。それでもポーチを作った後に残る布があり、それらを捨てられずどうしようかと考え、中後まどかさんに相談を持ちかけたそうです。

まどかさんは、素晴らしいアイディアを思いつかれました。それは、それらの余り布でくるみボタンを作るということでした。しかしボタンのままではあまり需要が無かったので、ヘアゴムを通しヘアーアクセサリーに変身させることで、人気の商品となりました。

まどかさんは今でもくるみボタンを作り続けており、昨年の8月にはくるみボタンの売り上げ10万円を
移動保育プロジェクトというNPOに寄付されました。このプロジェクトは上國料 竜太(かみこくりょう りゅうた)さんによって立ち上げられたもので、放射能によって家でがんじがらめになっている子ども達が、屋外でのびのびと体を動かして遊んで学べるように、子ども達を週に一度安全な場所に連れていくという活動をされています。

このくるみボタンには税金がかかりません。売り上げは全てまどかさんに渡されます。そして、まどかさんがまた目標金額10万円に達したとき、被災した子ども達のために一番必要とされているところへと寄付されます。その際、こちらkira kira lifeで報告させてもらいます。

まどかさんが2014年8月12日に書かれたメッセージ

2011年3月11日のあの震災から3年5ヶ月。
自分なりにできることを続けて目標額になったので
被災地の子供たちのために寄付させていただきました。
あの日を忘れない
被災地に私ができること
普段の生活のあいた時間それも1人でやっていることなので 効率は良くないのですが私のペースでできることでなければ続けられません。
このSigZaneの生地はハギレでもとてもステキです。 色も綺麗で小さなくるみボタンにしても存在感があります。
とにかく私はどの色もとってもスキです。
ハギレがある限りこれからも続けて行きたいと思っています。
何かのご縁で私とつながり
お買い上げくださった方、ご自分のお店に置いてくださった方、お友達に勧めてくださった方 たくさんの方の優しさでここまできました。
みなさんの優しさが被災地の子供の笑顔に繋がるように!
ありがとうございました。

まどか
kira kira life covered button hair ties madoka

移動保育プロジェクトに10万円寄付されたときの明細書

まどかさんの作品をご覧ください

kira kira life covered button hair ties